厚生労働省の腰痛予防体操とは?

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ここでは、「厚生労働省の腰痛予防体操」についてお話します。

 

厚生労働省が「職場における腰痛予防対策指針」というものを改定しました。
福祉や医療分野などの介護や病院の先生などに向けて大幅に内容が変わりました。

 

腰痛予防体操

 

医療や介護系の職種に腰痛予防の対策として体操(ストレッチ)が推奨されています。
特に介護の仕事は大人を支えたり、
かかえたりすることが多い為、指針を改定することになりました。

 

腰痛予防の体操は、筋肉を伸ばした状態で静止する、「静的ストレッチング」や
動いておこなう「動的ストレッチング」に分かれます。

 

「静的ストレッチング」は筋肉や腰への負担が少ないため、
筋疲労回復やリラックス効果、柔軟性などを
高めることができる為、職場でも行いやすく腰痛予防体操を推進されています。

 

体操のポイント

 

1:ゆっくりと息を吐きながら筋肉を伸ばしていく
2:伸ばしていく筋肉に意識しながら体操をする
3:痛みのない程度まで伸ばしていく
4:20秒から30秒ほど伸ばしていく
5:無理なく体操をする

 

体操(ストレッチ)の効果

 

1:疲労回復

 

筋肉の血流が良くなり、血液量が増えると筋肉の疲労が軽減され
酸素の供給がおこなうことができる。

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2:怪我の予防

 

ストレッチをすることで、筋肉の柔軟性が増します。

 

筋肉が縮んだり伸びたりといったことが
繰り替えしスムーズにできるようになります。
肉離れや腱鞘炎などの予防にもつながっていきます。

 

3:リラックスできる

 

筋肉の疲労が緩和されるため、気持ち的にもリラックスできます。

 

指針の改訂

 

現代では高齢者が年々増え介護施設や福祉施設などで
腰痛を発生している社員の方が増えています。
そのような状況に配慮し、指針の改訂がおこなわれました。

 

改訂をしていくことで、腰痛予防をしっかりやっていこう
という気持ちにもなりますし、身が引き締まります。

 

人を抱きかかえるといったことをすると
全体重が抱えた人に負担がかかってしまうため腰痛の原因になります。

 

厚生労働省が指針の改訂をしたことで腰痛に悩んでいる人も
少しは痛みが緩和されてきました。

 

介護される側よりもする側の方が
腰を痛めると大変な事態を招いてしまうので、
十分注意していってほしいものです。

 

・・・というわけで、あなたもこのカテゴリーの記事を読んで
「腰痛で運動にまつわる話」についての、お悩みを解消して下さいね!

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